南麓の日々 +M Blog

ノスタルジーなスキー板、SALLOT

「SALLOT(サロット)」ってご存知でしょうか?
我々同世代なら「もちろん」って方も多いはず。
バブル時代に一世を風靡した映画あの「私をスキーに連れてって」に登場する架空のカスタムブランドです。
当時映画にハマっていた人間にとってはある種憧れのブランドでもありました。
昨年「私をスキーに連れてって」の公開30周年を記念してその「SALLOT」の板がなんと今風のモデルとデザインになって復刻販売されました。
「私スキ」フリークとしてはまさに垂涎の的、喉から手が出るほど欲しいモノ。
散々悩んだ挙句、買いました!しかも夫婦で2台も(^^;)

当時の板はロシニュールがベースになっていましたが、これは小森製作所という北海道の小さなメーカーが完全受注生産で作っています。
この小森製作所「KEI-SKI」というブランドで知る人にはかなり定評のある板も制作しております。
実際乗ってみると性別、レベルを問わず何でもこなせるとても良い板です。
しかもデザイン的にもとても素晴らしいですし。
実際今回の板のデザインをしたのは映画制作当時にSALLOTのロゴデザインを作成した “SALLOTの生みの親”のデザイナーの方だそうで、そう言われると納得のデザインです。
自分も使いたいという気持ちはもちろんですが、10年経ってもカッコイイだろうし持っていたいし、飾っておきたいとこの板を見て真っ先に思いました。
こういう長く持っていたいってデザインのモノを生み出すことは、デザインを生業にしている者として理想ですし目指したいところです。
自分のデザインするモノもこうありたいですね。

折角憧れの板を手に入れたので、聖地巡礼とばかりに先月は映画のロケ地になった「万座」、先週末は「焼額山」と「横手山・渋峠」の各スキー場に行ってノスタルジーに浸ってきました。

いく先々で「えっ、SALLOT?」と同年代の方々に声を掛けられちょっと嬉しかったですし、いい気分になりました。
これにて今季の我が家のスキーシーズンは終了です。

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