地方競馬などの競走馬の怪我のリハビリ施設としてや、引退した競走馬の乗馬馬への調教施設して使われる馬房舎の新築工事です。
地元の建設会社さんからお声掛けいただき協働にてお手伝いさせていただきました。
建築規模もさることながら、馬房舎という今まで体験したことの無い建物に携わると言うとても興味深い仕事となりました。
改めて馬さんたちの大きさに触れ、そこからの心地いいサイズ感、また馬と言う生き物の気質から素材選びをしたり、厩務についても色々と教えていただき色々と学びの多いプロジェクトでもありました。
また業界の既製品を利用するのが当たり前の中、今回はほとんどが試行錯誤のしながらのオーダーメイド。
これもまた貴重な体験でした。
現場の方々の所作に合った使い勝手になったのではないでしょうか。
北杜市清里は北海道に良く似た気候の上、昔から乗馬の文化があった地域。
「清里を新たな馬の里へ」と言うスローガンの基、元々観光がメインだった牧場を競走馬の保養と育成の場にするために立ち上がったプロジェクト。
これを足掛かりに新たな馬たちの新天地が広がっていくと良いですね。
「ホースブリッジ馬房舎」
- 建設地:山梨県北杜市高根町清里
- 建築面積:986.11㎡(298.28坪)
- 延べ床面積:986.11㎡(298.28坪)
- 主用途:馬房舎
- 構造:木造・在来工法・平屋建て