【遣り方−やりかた】
別名「丁張り(ちょうはり)」とも言います。
実際に建物を建てる際、敷地に原寸大の建物の大きさと正確な位置を出します。
その際に壁の通り芯と建物の基準の高さを示す為に設置する仮設の構造物です。
水貫(みずぬき)と呼ばれる板の上端が建物の基準の高さ(今回の場合基礎の上端)を示してます。
さらにこの水貫板に水糸(みずいと)を張って建物の壁の通り芯を出す事を出します。
仮設とはいえこれが狂ってしまうと正確な建物が建てられないので、頑丈に設置し慎重に正確に丁張りをします。
その昔私がまだ幼少の頃、現場で大工さんのまねごとをしてこの遣り方をゲンノウでガンガン叩いてしまった思い出があります(^^;)
今思うととんでもない恐ろしいことをしたと思います。
皆さんもこの遣り方を見かけたら、くれぐれも叩いたり、ゆすったり、蹴飛ばしたりしないでくださいね。
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