今日は末席に名を連ねている「八ヶ岳らしい家づくりを考える会」のイベント、【くむんだ〜@アメリカヤ】のお手伝いへ。
「くむんだー」とは、子どもたちが木のジャングルジムを組み上げる、木育イベントです。ヘルメットをかぶり、木槌をふるうのは、子供たち。みんなで協力して、柱に貫(ぬき)を通し、楔(くさび)を差して木槌(きづち)で打ち込み、電動工具や釘を使うことなく、手だけで、木組の構造を組み上げていきます。楽しく遊びながら、伝統的な職人技術である「木組み」を体験する。それが「くむんだー」の目的です。
スキースクールで見慣れているせいか、大勢のちびっ子を前にすると“園長”の血が騒ぎます(笑)
まずはテンション高めに大きな声で『話が聞ける人ぉ〜』と挙手させれば掴みはOK。
そして連帯感を持たせ、基本的な注意はしつつ自分たちで考えて行動させ、出来るまでやらせ達成感を味あわせるのが肝心です。
あと要領の良い子は役割与えてこちらの協力者に仕立てるとさらに良い動きをします。(笑)
そして達成感で目をキラキラさせているちびっ子を見てるとやっぱり楽しいです。
モノが大きいだけに本来は屋外で行うイベント、今回も屋上でやる予定でしたが、今日は生憎の雨模様。
仕方なく下のフリースペースを使ってなんとか実施したのですが、完成形は収まるものの組み立てには長い貫板を差し込まなくてはならず、それには倍のスペースがいる・・・
それではどうしたか、組み立て中に「くむんだー」を45°回転させ部屋の対角線を利用したりちょっと移動させてて長さを確保しながら組み上げました。
実はこれ、指導する大人たちも最初思いつかなかったりします。
固定観念をちょっと横に置いて、現場をよく観察すれば解決策は見つかったりするものです。
子供達に教えつつ、大人たちの勉強にもなる良いイベントでした。
9月22日にも小淵沢で再度【くむんだ〜@小淵沢】としてイベントを開催する予定です。
子供が夢中になり、見ている大人も楽しめるイベント、お時間があれば是非体験してみてください。
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