今夜から雪が降るらしいってことで、その前に寒風に当てていた白菜を全部収穫して畑の片付けをしてきました。
通常白菜は苗植えから80日〜90日程度収穫できますが、地元の人たちはある程度丸まった段階で紐を掛けて外っ葉で包みそのままさらに畑に放置して霜に当てます。
こうすることで寒さに耐えるため糖度が増し甘くて柔らかな“霜降り白菜”になります。
今年はいつまでたっても寒くならず、なかなか霜に当てることが出来ませんでしたが、どうも昨日今朝の冷え込みで一気に凍みてしまった様子(^_^;)
“霜降り白菜”ならぬ“ちょい凍み白菜”になちゃっいましたが、中身がぎっしりしまって甘味は増したはずです。
お店では絶対手に入らないこういうイレギュラーな野菜は作ってるからこそ味わえます。
これでひと冬分の食材は確保できました(笑)
そしてこれにて今シーズンの畑作業は全て終了です。
収穫した白菜は新聞紙で厚めに包んで畑に植わっていたように立てて、日の当たらない日陰の冷暗所に置いておけばひと冬そのまま保存できます。
日が経つと確かに外っ葉に痛みは出ますがそれを取り除けば中は大丈夫、春先でも美味しく食べられますよ。
白菜の保存は漬物が一般的ですが、あまり知られていませんがこの保存方法も先人の知恵です。
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