【墨つぼ】
現場で墨出しする際に使うのが「墨壷」と呼ばれる道具です。
壺の中の綿やスポンジに墨を染み込ませ、中に巻き込まれている水糸をそれにくぐらせながら引き出し、張った糸を弾いいて直線を描きます。
道具の形はだいぶ変ってきましたが、やる事自体は昔から変わりません。
そして画像にはありませんが「墨差し」と呼ばれるへら状に削った竹の先端を細かく割った竹筆を使って、大工さんは材木に墨付けして加工したりもします。
墨付けを基準にその後の作業が進むので、墨付けが正確に出来ていないと正確な作業も出来ません。
ですので墨付けの腕が工事の重要な要素になってきます。
現場で描く【墨つぼ】
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部材を刻む【墨付け】
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