最近諏訪に出来きた古材を扱う建築建材のリサイクルショップで、プレオープン中の“リビルディングセンタージャパン”さんに昨日お邪魔してきました。
主に古い建物の解体現場から仕入れた建築建材をリユース出来るように丁寧に整備して販売するようです。
昨日も入ったばかりの素敵なガラス窓が何枚も並んでました。
そのままでは焼却されるか廃棄されるだけの建築廃材を別の形で新たに世に出すという取り組みはとても共感できるし、個人的にもいつも解体現場を見ていて「どうにかならないか」と思っていたことので、こういう取り組みをされる集団が身近に出来たことはとても嬉しいですね。
実際に仕事をしていて古材を利用したいというリクエストをいただくことも多いのですが、材料を確保するっていうのがなかなか難しかったりもしますし、色々試行錯誤しながら新しい材に無理に時間を重ねたように真似て作っても、本当に時を重ねて醸し出される味とか雰囲気にはなかなか敵わないんですよね。
そういった意味で、実際に材料をじっくり見て選べるってのは有難いですし、逆にここで見つけた材に合わせてデザインするってことも出来るかもしれませんね。
また一階の建材置き場の隣には素敵なカフェが併設されていて、スタッフが古材を使って仕立てたっていう内装がとてもオシャレで素敵でした。
古い窓を上手く組み合わせた入り口の仕切りや、天井下地の野縁を重ねたカウンターには思わずやられたぁ〜って感じがしました(笑)
店内のあちこちに古材を上手く使っていて、ちょっと目からウロコなところが多々あり参考になります。
こういうの見ると創作意欲が非常に湧いてきますね。
そしてお昼時ってことでランチのカレーのいい香りが。このカフェでは喫茶の他に美味しいと評判のカレーも食べられるようです。
そして2階は古道具と建具のショールームになっています。
今はまだ仕入れ中とのことで品数が少ないですが、今後は面白くなりそうです。
今までも古材を扱うショップはあったと思いますが、こういう感じでオシャレに見せるって所はあまり無かったと思いますし、とても良いですね。
運営している若いスタッフも皆さんとても感じがよく、これから益々発展していってほしいものですし、期待したいです。
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